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理事長 藤江孝夫

  • 理事長 藤江孝夫
  • 皆さまこんにちは。理事長の藤江です。

    このたびの東日本大震災により被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。  

    私ども「日本原子力技術協会」は、平成17年の設立以降、会員、関連機関などとの連携のもと、定款に定めた「情報の収集・分析・活用」、「安全文化の推進」、「民間規格の整備促進」、「技術力基盤の整備」および「原子力技術者の育成・維持」の5つの事業を基幹事業とした活動を展開してまいりました。
    平成22年度は、この「5つの基幹事業」の推進および平成21年度に策定した「中長期ビジョン」の実現に向け、7月に組織改編を行い事業推進体制の強化を図り、着実に各事業活動を推進し、所期の計画を達成することが出来たと考えております。

    そのような中、誠に残念なことですが、3月11日の東北地方太平洋沖地震で発生した津波を起因とする東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故は、国内外に甚大な影響を与えました。原子力施設の安全性に対する信頼を失墜するものとなり、「重大な原子力事故が現実に起きてしまった」という、これまでとは全く異なる視点に立って原子力産業界の活動を見つめ直すことが求められています。

    当協会としては、「原子力安全の確保」が全てに最優先するとの認識に立ち、平成23年度は、福島第一事故の教訓事項を踏まえた安全性の向上と社会からの信頼回復に向けた事業を最優先課題として展開します。また同時に、福島第一原子力発電所以外の発電所の安全・安定運転も重要な課題と位置づけ、自主保安活動支援業務を引き続き実施します。さらに、当協会の活動を見つめ直し、中長期ビジョンの見直しを図るとともに、海外の機関とも連携を取りながら、世界的な視点にたって、会員と力をあわせて活動(協働)し、原子力産業界の信頼回復に全力で取組む所存です。

    当協会の事業活動により一層のご理解をいただくとともに、今後ともご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成23年7月1日
理事長  藤江孝夫