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原子力防災訓練ガイドライン検討会報告ライブラリ

平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の原子力災害の教訓のひとつは、発生すると甚大な被害・影響がでる事象を想定し、常に、対処に必要な能力を維持・向上させることです。
これまでも、原子力事業者は、原子力防災訓練を通じて対応能力の確認を行ってきましたが、この訓練が、実践的で実効的なものになるように、訓練のガイドラインを作成するために上記検討会を設立しました。

検討会活動内容

  • 原子力事業者が主体となって実施する原子力発電所における原子力防災に係る訓練と教育を検討対象とします。
  • 原子力事業者が、これまで実施してきた訓練の調査・分析、欧米における訓練の実施状況調査・分析、福島第一原子力発電所の原子力災害後の対応等を踏まえて、訓練のガイドラインを作成します。
  • 訓練計画の策定、実施、訓練実施後の評価、改善の、一連のプロセスについて、具体的な考え方・手法を、指針として提示します。
  • 事業者が、訓練を通して、上記プロセスに潜む課題を発見し、自律的な改善により、対応の能力を徐々に高めていく活動に資するものです。
  • 汎用性のあるものとし、原子力発電所以外の放射性物質を取り扱う現場における訓練についても、参考になるように考慮します。