慶應義塾大学大学院教授 高野 研一 氏の講演
に対して
●安全文化を体系的に整理することに役立てることが出来たる内容で非常に良かった。資料も内容があり、後日活用ができるものであった。
●安全文化の考え方と実践項目、手順の理解は深まったが、改善の実施例の紹介を多く取り入れてもらいたい。
●今回のご講演は「安全」に関するのものでしたが、この話は即「品質」とおきかえる事ができると思います。私は品質保証を担当しており、要領書遵守等の行動面での改善に加え、各員の品質に対する意識調査をどうやって高めていくかということ事について取り組んでおります。今回の内容はそのまま品質保証活動に反映させていただきたいと思います。大変参考になりました。特に大きなリスクを除くためには小さなリスクをきっちりと取り除くと良いというニューヨークの地下鉄の例は参考になりました。
(財)原子力安全研究協会 理事長 松浦 祥次郎 氏の講演 に対して
●「安全文化」を日本文化との関連も含めて、分かりやすく解説していただきました。また、中間管理職の役割や重要性も理解することが出来たと思います。中間管理職としての元気が出た様に思います。
●安全文化醸成のキーファクターは、安全を超えた大切な要素が含まれていると思いました。これも大いに活用させていただきたいと存じます。
●前原子力安全委員長の安全文化に関する哲学を聞くことが出来、非常に有益であった。専門家の先生の講演も良いが、時には今回のような原子力業界トップの方の話を聞く機会を作っていただきたい。
●「原子力安全文化」として捉えると社会との接点が重要になると思う。これを原子力に携わるものに自覚して社会に対して接していくための話も次回聴きたいと思いました。
●安全文化は知識として持っていれば良いというものではなく、身につけるものというご説明に感銘しました。社内でルール化しているものでも、根本的なものについては「規程に書いてあるから」とかいう理由のようなものがなく行われ、浸透することが重要と思いました。
など、多数のご意見をいただきました。 |