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平成20年11月6日、石川県羽咋郡志賀町にある北陸電力株式会社志賀原子力発電所において、第108回安全キャラバンを実施しました。

全体説明

全講演会の様子

 

 北陸電力株式会社の社員(管理監督者)約20名が出席されました。

 説明会の冒頭、北陸電力株式会社 志賀原子力発電所長 若宮 真自様から、

「志賀原子力発電所では、日本原子力技術協会からさまざまな支援・指導を受けており、より安全でより信頼される発電所にするよう日々努力している。ピアレビューを来年秋に予定しているが、発電所の共通的弱点について本日説明を受けて、反映が必要なものは改善し、来年度のピアレビューで改善状況を見てもらい、さらなる改善につなげていきたい。今回の安全キャラバンは、志賀原子力発電所では4回目であるが、従来の方法と変えて新しい形で行うものであり、発電所で役に立つやり方だと思う。発電所としてしっかり参加して勉強したい。」

とのご挨拶をいただきました。

 ご挨拶の後、NSネット事業部 評価グループ部長 池田 徹から「原技協ピアレビューで見られる発電所の共通的弱点」と題して以下の内容を説明いたしました。  

 

 

  日本原子力技術協会 
NSネット事業部 評価G 池田 徹

○原技協のピアレビューについて


○ピアレビューの実績(7回)


○発電所の共通的な問題点

  • 異物混入防止
  • 本設品、仮置き品の重要設備への影響
  • 運転経験の活用
  • 管理の有効性

○運転経験の活用

○マネージメントオブザベーション

全体説明会終了後のアンケートでは、

●マネジメントオブザベーションの良好事例により、管理の有効性を再認識できた。研修センターでの教育の有効性の評価のため観察が必要とは全く考えていなかったため、目からウロコが落ちる思いでした。これからも他社の良好事例等で目標/ベストプラクティスに向けて保守の高度化を図りたい。
●不適合への段階的アプローチのように、重要度に応じた対応を行っていくことが望ましいが、一方で事業者は対外的な説明責任を有していて、説明性を考えた場合、往々にして重要度が中程度でも過度とも思える対応をする必要が生じる。このあたりのバランスの取り方が今後の課題であると感じた。
●ピアレビューにおける共通的な改善提言の中で「管理の有効性」が多いことを認識した。管理者の役割について考えてみた時に、今回、説明された問題は、十分意識はしているものの、見過ごしてきた点も多々あると思われる。今後は良好事例を参考に一つでも多く改善を行っていきたい。

などのご意見 ・ご感想をいただきました。

グループワーク

安全情報交換会の様子

 従来の安全情報交換会に替えて実施したグループワークでは、2つのグループに分かれ、「管理の有効性」をテーマにグループ・ディスカッションおよびグループ発表を行いました。

以 上

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