富士電機システムズ株式会社は、わが国で初めての商用原子力発電所「東海発電所」の建設に携わって以来、遠隔操作による核燃料等のハンドリング・搬送技術をコアとして、原子力開発の一翼を担ってきた。新型炉分野では、高速増殖炉「もんじゅ」、「常陽」、新型転換炉「ふげん」、高温工学試験研究炉(HTTR)の建設に参画してきた。核燃料サイクル分野では、燃料製造施設及び再処理関連機器を多数納入している。また、原子炉施設の廃止措置や固体廃棄物処理にも積極的に取り組んでいる。このように、フロントエンドからバックエンドまで特徴ある分野で設計、製作、建設、保守にいたるまで広範囲にカバーしている。
富士電機システムズ(株)の川崎地区は、発電設備をはじめとする大型プラント設備の生産拠点である。原子力施設向け機器の設計・製造の拠点も川崎地区にある。
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