講 演
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東京電力(株) 石川 正幸 氏
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NSネット町田事務局長の挨拶、田中安全部長の活動報告のあと、 東京電力(株)企業倫理グループマネージャーの石川正幸氏から、 「東京電力の企業倫理遵守に関する取り組み」と題し 、 東京電力が目指す企業倫理経営 、 企業倫理遵守プログラム 、 企業倫理定着活動、 間口を広く敷居を低くした 倫理相談窓口などについてご講演いただきました。 講演では、
● 昨年3月に企業倫理遵守に関する行動基準を制定したが、これは「ゴール」ではなく「スタート」だと考えており、その後の定着活動に力を入れている。
●企業倫理の定着で重要なことは、継続すること。 また、一人でも多くの人がこの問題に関心を持って参加することが大切だと思う。
● 企業倫理の定着状況をモニタリングし、それぞれの職場にきちんとフィードバックすることも重要であるの職場にきちんとフィードバックすることも重要である。 など、具体的な取り組み例の説明がありました。
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雪印乳業(株) 岡田佳男 氏
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次に、雪印乳業(株)コンプライアンス部長の岡田佳男氏から、「『新生・雪印乳業』の取組〜一人ひとりの意識と行動の改革を目指して〜」と題し、企業理念・行動基準策定の経緯、行動基準定着活動などについてご講演いただきました。
● 企業理念の中に不祥事をしっかり認識して、全員が忘れない、風化させないということを謳っている。
● いろいろな問題が起こったときに、その起こした問題の責任の重さもあるが、起こした結果の対応についての責任も非常に大きい。
●「 消費者と企業というのは今までは敵対関係という意識が強かったが、やはりパートナーになりたいと消費者も思っている。企業も良きパートナ ーになるように取り組んでほしい。」という意見があり、お客様と真正面から向き合っていきたい。など、改革に関する詳細な説明がありました。 |
講演終了後のアンケートでは、
東京電力(株)石川氏の講演
●「お祭り」に終わらせない永続的な取組みに対する会長・社長等トップマネジメントの方々の取組みの必要性を再確認した。
●「倫理」は大切であるが、それをどのように展開していくのか、継続していくのかが最も重要である。
雪印乳業(株) 岡田氏の講演
●企業の倫理(行動)基準はトップダウンではなく、社員全員で作り、自分達の基準と認識しないと浸透しないという話は大変有意義であった。
●食品業界は電力と比べてお客様の反応が売上げに即つながるだけに、その大変なことが理解できました。
など、多数のご意見をいただきました。 |
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