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▲中村 政雄氏
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ディスカッションには、木下 冨雄 氏のほか、聖路加国際病院精神科部長 大平 健 氏、核燃料サイクル開発機構東海事業所副所長 野村 茂雄 氏、九州電力(株)常務取締役 松下 清彦 氏がパネラーとして参加しました。
リスクを伝えることの必要性、送り手の役割、信頼を回復するための具体的方法などについて活発な議論が行われました。
パネルディスカッションにおける主なご意見は、
○電力会社や原子力業界が一般の方に信頼されるためには、原子力事業に携わっている方々の人柄だとか日常の行動というものが安全性に重要な信頼回復のキーファクターになっている。

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▲木下 冨雄氏
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▲大平 健氏
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○一番重要なテーマはお互いのステークホルダーの信頼性をどのように共有するかということに尽きる。
○病院などで非常に気をつかっているのは、自分たちのポリシーというのは言葉で表現する前に態度で、目に見える形で表現するということが基本。理解されなくても積み重ねが結局はサービスになる。

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▲野村 茂雄氏
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▲松下 清彦氏
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○事業者にとってリスク・コミュニケーションのようなリスクを含んだ情報開示、あるいはそれを住民と一緒に考えるということがもう不可欠な時代であるということをある程度認識してやっていくような姿勢を取っていかないとだめである。
○「責任の所在」というのがキーワードではないかと思う。誰が判断したかということを明確に言う必要がある。
などがありました。 |