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有限責任中間法人 日本原子力技術協会  
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炉内構造物

炉内構造物は燃料集合体のある炉心部を支持する炉心シュラウド、炉心支持板、上部格子板と、炉心で発生した湿り気の多い蒸気を水と蒸気に分離するための気水分離器や蒸気乾燥器などから構成されており、非常に高度な生産技術と厳格な品質管理のもとに製造されている。


炉心シュラウド

炉心シュラウドは厚さ約5cmのステンレス板で製作する。内側には炉心があり、沸騰した水が上昇し、外側を給水系より注入された水と気水分離された水が下降する。

  

製作の各段階を通して、材料管理、作業(切断、曲げ、溶接、機械加工等)管理、
非破壊検査、寸法検査等の品質管理が実施されている。

 

気水分離器

沸騰した水を蒸気と飽和水に分離する気水分離器は、シュラウドヘッドの上部に設置した349個の気水分離器ユニットから構成されている。重量は約60トン。

上部格子板

ステンレスの厚板から削り出される上部格子板は、炉心シュラウドに固定し、炉心上部の支持をする。直径約6m、厚さ18cm。

蒸気乾燥器

中に多くの波形が内蔵されており、蒸気がその間を通過する際に、蒸気中に含まれる小さな水滴が除去される。

制御棒

制御棒は中性子を吸収するボロン(B4C)あるいはハフニウム(Hf)などを充填した中性子吸収棒を、十字型に組み合わせたステンレス鋼製のシースの中に納めたもの。4体の燃料集合体の中央に配置し、炉心に出し入れすることによりウランの核分裂を制御する。

参考図5  「臨海工場」における主な原子力機器製品(一部製作工程例含む)

参考−5


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