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九州電力(株)川内原子力発電所にて第30回安全キャラバンを実施

 平成13年12月7日、鹿児島県川内市にある 九州電力株式会社 川内原子力発電所において、第30回安全キャラバンを実施しました。

 
  

安全講演会

 安全講演会には、川内原子力発電所の所員および協力企業の社員約60名が出席しました。
講演会の冒頭、段上発電所長より「日頃から、安全は全てに優先するという事で発電所の運営管理に当たっていますが、本日の講演での色々な示唆にしっかり取り組み、我々の今後の安全活動に活かしたい」とのご挨拶がありました。

 

講演会の様子

 

 挨拶の後、NSネット梅津事務局長よりNSネットの活動を紹介。引き続き、株式会社日立製作所 名誉顧問 荒井利治氏より「日立におけるもの作りの精神と原子力安全文化」と題し、日立製作所の創立社長である小平浪平氏、技術の総帥として日立の技術全体を纏めた馬場粂夫博士の逸話を交えながら、日立製作所が取り組んでいる、安全性・信頼性向上を目指した各種活動についてご講演いただきました。

荒 井 利 治 氏

また、
「これからの原子力安全文化の維持・向上に求められるものとして、過去の事故の教訓や倫理教育の継続・伝承に対する企業トップの強い意志、企業内のみに留まらず調達先・外部従事者への徹底、社外トラブル例の把握、社会との積極的な対話が重要である」

などのお話しがありました。

 

講演会終了後のアンケートでは、
● ラストマン意識「おのれが最後」という意識は、原子力の保守に従事している一人として、大切な根本意識。再考したい。
●入社当時に持っていた「頑張っていこう」という意識が年を経るにつれ薄れていきがちであるが、今日の話を聞いて「初心忘るべからず」という事を思い出した。 企業人として「お客さまのために」という心からの精神を持ち、多くの後輩達に自分の持てる知識・経験を伝え、九州電力ならではの伝統を伝えていきたい。
● 失敗の原因究明について、動機的原因究明が大切であるということが身にしみて理解できた。 会社も物づくりも「人」であるということ、それを教育していくことの大切さも理解できた。

など、多数のご意見をいただきました。 

  

  

意見交換会


意見交換会の様子 
 
 意見交換会では、NSネットより相互評価(ピアレビュー)の実施状況、会員用Webサイト等を紹介。
 九州電力からは、人材育成、職場環境整備、過去の経験の反映など安全文化醸成に関する活動、モラル向上に関する活動、地元地域への理解促進活動などについて紹介がありました。
 その後、意見交換を行い、
●九州電力では、SU活動の中で技術(ノウハウ)の伝承と教育をテーマに取り上げて活動を行うなど色々と取り組んでいる。今後とも他社における良好事例などがあれば紹介して欲しい。
●NSネットからの情報発信にあたっては、原子力発電所の安全性についても積極的にPRして欲しい。

などの意見がありました。
以 上
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