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(株)ジェー・シー・オー 東海事業所にて第24回安全キャラバンを実施
 平成13年9月6日、茨城県東海村にある(株)ジェー・シー・オー東海事業所において、第24回安全キャラバンを実施しました。
 
  

安全講演会

 安全講演会には、社員約50名が出席。
講演会の冒頭、稻見社長より「事故が社会に重大な影響を与えたことを深くおわびしたい。安全確保は企業として不可欠なものであり、現在、組織および教育・訓練など抜本的なところから見直しを行っている。この講演をきっかけに一層、安全文化の醸成に努めたい」との挨拶がありました。
講演会の様子

 

 稻見社長の挨拶後、NSネット梅津事務局長よりNSネットの活動を紹介。引き続き、東京電力(株)原子力管理部 品質保証・保安監理グループマネージャー 福良昌敏 氏より「安全推進の取り組みについて」と題し、TMI事故を初めとする各種事故を契機に、世界および日本でどのような対応が取られてきたか。また、JCO事故を教訓とした法改正や電力会社の安全対策を紹介し、同社柏崎刈羽原子力発電所における安全文化醸成活動を例に、具体的な同社の取り組みについての講演がありました。

福 良 昌 敏 氏

福良氏の講演では、
●「TMIのような事故が起きると、国は、新制度を創設したり、事業者に対する改善命令・同業者への水平展開などを行い、より安全を高めるようとすることは歴史の教えるところ」
●「原子力発電事業者は、原子力発電所の安全活動を直接行い、その一義的な責任を有することから、自主保安活動を推進してきている」
●「自主保安活動の中で確保すべき要件はいくつかあるが、今後は、説明責任(アカウンタビリティ)というか、第3者から見てしっかりやっているということが目に見えるような姿が、基本的な技術的能力に増して強く求めれれるようになってきている」
●「企業における安全基盤を確保する上で、今後、特に重要なことは、倫理観を重んじる安全文化醸成活動と社会から『安心感』を得る努力を継続することである」
など、具体的なお話しがありました。

 

講演会終了後のアンケートでは、
●東京電力鰍ノおける安全推進活動の着眼点および手法双方について、多様な取り組みを紹介いただき、今後の当社の取り組みを考えていく上でたいへん参考になった。
● 「過去の経験から学ぶ」との重大な反省に立ち『社員一丸となって、真面目にコツコツと課せられた責任を果たして行く』との考えを新たにする機会となった。
●今回の講演は非常に参考になった。この様な交流がとても必要だと思うし、是非続けて欲しい。

 など、多数のご意見をいただきました。

  

  

意見交換会


意見交換会の様子 
 
 意見交換会では、NSネットより相互評価(ピアレビュー)の実施状況、会員用Webサイト等を紹介。
 潟Wェー・シー・オーからは、行動指針の制定、企業行動計画の策定、組織体制改革、法の遵守状況チェック、教育・訓練の徹底など、事故後の取組みについて紹介があった。
 その後、意見交換を行い、
●法の遵守状況チェックは、事故後、関連する全ての法律、施行令、規則等について、もう一度確認しようとしたもので、住友金属鉱山グループ全体で実施することとしている。JCOは最初に総点検を実施し完了。今後、グループ全体に広げていこうと考えている。
●危険予知活動として、「SMM災害事例情報」というデータベースを活用しているが、これは住友金属鉱山鰍フシステムで、住友グループ全体の災害情報が同じシステムに入っており、グループ内企業が相互に閲覧できるようになっており、類似災害の防止に役立っている。今年の8/1以降は災害発生事業所で直接入力するようになって、情報伝達の速度が早くなっている。
などの意見がありました。
以 上
 
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