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レーザー濃縮技術研究組合 東海濃縮実験所にて
第21回安全キャラバンを実施

 平成13年7月12日、茨城県 那珂郡 東海村にある レーザー濃縮技術研究組合 東海濃縮実験所において、第21回安全キャラバンを実施しました。 

 
 

意見交換会


意見交換会の様子
 

 意見交換会では、NSネットより、NSネット全体の活動、相互評価(ピアレビュー)の実施状況、会員用Webサイト等を紹介。
 レーザー濃縮技術研究組合からは、安全活動の紹介がありました。レーザー濃縮技術研究組合では、異常事態対応訓練などの一般教育訓練プログラム、試験前の安全委員会による重要事項の審査、試験前の習熟度向上訓練などを実施しています。また、強力なレーザー装置を使用していることから、レーザー光による人身事故の防止対策も行っています。
 その後、意見交換を行い、以下のような意見・質疑がありました。

 

 今回、レーザー組合における安全に関する活動を纏めてみて、当施設の安全管理のポイントを整理できたことなど非常に役に立った。
 レーザー組合では、ウランの取扱いや大出力レーザーの管理が重要であるが、特に大出力レーザーは全国的に数が少なく、取扱経験者が限られ情報交換が難しい面がある。

Q:
 レーザー組合のように小さな組織にNSネットがピアレビューやキャラバンに行って、何か参考になるような活動事例があれば紹介して欲しい。(レーザー組合)
 
A:
 三菱マテリアルの総合研究所那珂研究センターにピアレビューに行って感じたことで、現場中心主義ということがある。センター長ができるだけ現場に行き、風通しのいい組織にしている。また、東芝の原子力技術研究所における安全キャラバンで、原子力技術研究所の実験炉が無事故を継続している理由について、施設そのものが大きくないので全てのことに目が行き届き、班長も担当者も何が起こっているか良く分かることを挙げていた。(NSネット)
   
 

以 上
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