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平成12年度 第2回管理者セミナーを実施
 平成13年3月9日、東京都千代田区大手町の朝日東海ビルにおいて、会員各事業所の管理者クラスを対象とした第2回管理者セミナーを開催し、約100名の管理者が出席しました。今回の講演会では、会員より要望の多かった海外原子力事業者や他業種における安全管理、危機管理の状況などについて講演を行いました。

 

講演会

 

 

講演会の様子

 


 最初にNSネットから活動報告を行った後、海外原子力事業者としてGE−NE EHS(GE−原子力 環境・健康・安全部門)マネージャーであるクリス J.モネッタ氏から「GNFウィルミントン工場の安全管理活動について」と題し、また、化学工業界のデュポン株式会社 安全衛生環境グループ部長 竹川土夫氏から「デュポンにおける安全文化について」と題してそれぞれご講演いただきました。


 クリス J.モネッタ氏の講演では、同社のウィルミントン工場における安全管理システム、活動内容の評価方法、従業員の教育・訓練などの安全管理活動について紹介がありました。

クリス J.モネッタ 氏

 

竹川 土夫 氏

 


 竹川土夫氏からは、化学工業界における総合的リスクマネジメント”レスポンシブル・ケア”、デュポンにおける安全文化と”STOP(安全トレーニング観察プログラム)”について紹介がありました。

 講演後、会場の参加者から両講師に、安全文化の醸成を進める上での問題点、化学工業界でのピアレビューの内容などについて多くの質問がありました。

講演会終了後のアンケートでは、

「トップの思想、期待することを組織の隅々まで伝えることの努力が如何に大切かが分った。安全管理活動にトップが積極的に関与することが必要であることを再認識した。」

「GEの安全管理における組織の維持、活動の持続性に対する取組みに学ぶべき点が多かった。」

「化学工業界におけるレスポンシブル・ケアの精神は大変興味深い。特に、マネジメントではなく、あえて「ケア」という言葉を使用している点が注目に値する。従業員の安全、環境への配慮、住民への思いやり等に重点を置いており、原子力産業界に従事する我々も見習うべき精神であると思う。」

「化学工場の安全文化構築の動機づけとして、「地域との共生、配慮」があり、原子力産業界に通じるものがあると感じた。また、安全に対する意識が高いことを感じた。」

など、多数のご意見をいただきました。

 

安全推進活動の現状紹介及びパネルディスカッション

パネルディスカッションの様子

 

 その後、会員を代表して九州電力(株)、(株)日立製作所、日本原燃(株)の3社から安全推進活動の現状が紹介された後、会場の参加者との間で地域住民の方々へのPA活動、地元自治体との情報交換活動、社員教育などについて、活発な意見交換が行われました。

以 上

 

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