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(株)日立製作所 日立事業所にて第10回安全キャラバンを実施

 平成12年12月19日、株式会社日立製作所 日立事業所において、第10回の安全キャラバンを実施しました。

 
 


意見交換会

 意見交換会では、NSネットより相互評価の概要、会員用Webサイト、安全教育資料等を紹介し、日立事業所からは、「原子力の品質保証」「安全信頼性向上活動」「事故・事件の教訓」などの安全管理活動について紹介がありました。その後、篠原講師を交え、日立とNSネットとの間で安全活動に関する意見交換を行いました。 

 

安全講演会

 意見交換会に続いて行われた安全講演会には、河原原子力事業部長を始め、所員および関連会社の社員約180名の出席がありました。

 

 NSネットから活動紹介を行った後、日本原子力発電株式会社 最高顧問 浜崎一成氏より「原子力企業人としての『原子力安全文化』の認識」と題し、「JCO事故の概要」「JCO事故一年後の新聞論調」「チェルノヴィル発電所事故の教訓」等を交え、企業にとっての原子力安全文化についてご講演いただきました。

 講演では、原子力に関するご自身の長い経験を踏まえ、「原子力安全文化とは、『安全確保を経営の軸とする』『倫理観・モラルの醸成』『安全の意識昂揚、改善提案の奨励』『経験・知識の蓄積、次世代への継承』などであり、そのため、企業は規律・規範を確立するとともに、開かれた企業として社会と安全理念の共有を目指し、社会に信頼感、安心感を与えるべく行動すべきである。」などのお話がありました。

 


浜崎 一成 氏

  浜崎講師に引続き、核燃料サイクル開発機構 東海事業所 安全管理部長 篠原邦彦氏からは「サイクル施設の安全管理について」と題し、同機構東海事業所の組織、事業の特徴と被ばく管理、臨界管理、緊急時対策など東海事業所の安全管理全般についてご講演いただきました。

 講演では、プルトニウム取扱施設の安全管理の特色、臨界事故の特徴と事故防止対策、事故時の緊急時対策、緊急時設備など、具体的で実際的な安全管理、対策について説明があり、原子力事故が発生した場合の支援体制などに関するサイクル機構の取組みなどについてお話がありました。

 


  篠原 邦彦 氏

講演会終了後のアンケートでは、

「『安全とは事業者と地域との共有認識でなければならない。』『ルールは常に守られているかチェックが重要。』などの指摘が印象に残った。」

「日頃知ることの無いプルトニウム管理について理解が深まり重要性が理解できた。」

「安全に関わることは大小問わず取り上げ対処するというのは素晴らしい。参考にしたい」

など、多数のご意見をいただきました。 

以 上

 

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