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(株)東芝 電力・産業システム技術開発センターおよび
磯子エンジニアリングセンターにて第9回安全キャラバンを実施

 平成12年12月7日、株式会社 東芝 電力・産業システム技術開発センターおよび磯子エンジニアリングセンターにおいて、第9回の安全キャラバンを実施しました。

 
 

安全講演会

 安全講演会では、磯子エンジニアリングセンターの志甫センター長を始め、職員および関連会社の社員約140名の出席がありました。

 

 

 

 

 

 


浜崎 一成 氏

 最初に、NSネットから活動紹介を行った後、日本原子力発電株式会社 最高顧問 浜崎一成氏より「原子力企業人としての『原子力安全文化』の認識」と題し、「JCO事故の概要」「JCO事故一年後の新聞論調」「チェルノブイリ発電所事故の教訓」等を交え、ご講演いただきました。

 講演では、「企業にとっての原子力安全文化とは、『安全確保を経営の軸とする』『倫理観・モラルの醸成』『安全の意識昂揚,改善提案の奨励』『経験・知識の蓄積,次世代への継承』などであり、そのため、企業は規律・規範を確立するとともに、社会に信頼感、安心感を与えるべく、行動すべきである。」などのお話がありました。

 

  浜崎講師に引続き、財団法人 電力中央研究所 ヒューマンファクター研究センター 主任研究員 藤本順三氏からは「『安全』と『コミニュケーション』」と題し、医療および原子力施設でのトラブル事例を交え、安全におけるコミニュケーションの重要性についてご講演いただきました。

 講演では、「『コミニュケーション』は、ものごとの進行と結果に最も強い影響力を与える要因であるとともに、他の全ての要因の中で、直接的に安全を支えたり、損なったりする力を持っている。ゆえに、『コミニュケーション』の状況・流れ・品質を絶えず観察・分析することが重要である。」などのお話がありました。

 

  藤本 順三 氏

 

 終了後のアンケートでは、「原子力安全文化の企業としての指針を作成し、広く社内に認知すべきと考える。」「コミュニケーションの重要性は判っているつもりであったが、具体的な事例及びデータ分析などにより、更に認識する事ができた。」など、多数のご意見をいただきました。

 

 また、電力・産業システム技術開発センター 原子力技術研究所において行った意見交換会では、NSネットより会員用Webサイト、安全教育資料等を紹介するとともに、(株)東芝からは、「原子力トップセミナー」「日本原子力事業懇話会」などの活動について紹介があり、その後、安全管理活動に関する意見交換を行いました。

以 上

 

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