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第9回運転責任者運営委員会 議事要旨

日時 平成23年6月22日(水) 13:30~16:00
場所 日本原子力技術協会 特別会議室

出席者(順不同 敬称略)

委員 北村委員長,島津委員,月川委員,鈴木委員,坂元委員,池田(富岡委員の代理),奥野(藤原委員の代理)
事務局 原技協 成瀬喜代士,青篤男,阿部定治,久保田修一
オブザーバ 尾上彰(原技協)

議 題

  1. 新委員の紹介、定数・配布資料の確認
  2. 前回議事録の確認
  3. 平成22年度運転責任者判定業務の実施状況について
  4. 平成22年度運転責任者筆記/口答試験の結果について
  5. 運転責任者筆記試験問題に設定した重要度に関する評価について
  6. 平成23年度判定計画(案)について
  7. 試験問題委員・口答(筆記)試験委員・講習講師の委嘱について
  8. 合否判定等業務に関する規程の改訂について
  9. 「原子力発電所運転責任者の判定に係る規程JEAC4804-2008」改定への対応について
  10. 運営委員会でご指摘を受けた課題の対応状況について
  11. その他

議 事

  1. 新委員の紹介、定数・配布資料の確認
    新委員3名の紹介を行った。会議定足数(定員の2/3以上)を満足し、運営委員会が成立することを確認後、配布資料の確認を実施した。
  2. 前回議事録の確認
    前回議事録が了承された。
  3. 平成22年度運転責任者判定業務の実施状況について
    事務局より報告し、内容について確認された。以下の意見があった。
    [主な意見]
    • ①原子炉設置者とのコミュニケーションは、基本的にレスポンスがあることがその目的から望ましいが、特にない場合には、了承いただけたかの確認を行いその結果を記載すること。
    • ②講習講師へのフィードバックに関して、講師の使用資料と配布資料を一致させる要望については、各講師の講習方法によるため、要望として伝えてもよいが、強く要求する必要はない。
  4. 平成22年度運転責任者筆記/口答試験の結果について
    事務局より報告し、内容について確認された。以下の意見があった。
    [主な意見]
    • ①難易度をばらつかせて出題することは良いことである。問題の公開は、難しい問題をしっかり勉強することになり、良いことでもある。
    • ②正答率に問題の公開の有無が影響していることから、公開前後で難易度設定の変更が必要ではないか。
  5. 運転責任者筆記試験問題に設定した重要度に関する評価について
    事務局より説明し、内容について確認された。以下の意見があった。
    [主な意見]
    • ①炉物理、制御に関する根本的な問題は、重要度を高く設定すべきではないか。また、難易度の高い問題の出題が好ましい。
    • ②重要度A~Cの設定は、運転責任者の役割への関連性で決めているが、一般的な運転に関する役割ではなく、運転責任者固有の役割であることを強調すること。
  6. 平成23年度判定計画(案)について
    事務局より説明し、計画について承認された。
  7. 試験問題委員・口答(筆記)試験委員・講習講師の委嘱について
    事務局より報告し、内容について確認された。
  8. 合否判定等業務に関する規程の改訂について
    事務局より説明し、以下の意見等があり、改訂が承認された。
    [主な意見等]
    • ①係数0.5 の使用について考え方を示すべきとの意見があり、0.5 は国が法令に基づき判断したものであること、JEAC4804 の係数1.0 より小さい場合は厳しい側となり問題がないこと、係数は専門家が決める事項で、次回JEAC 改定時の対象であることを説明し了承された。
    • ②原技協は第3 者的立場でJEAC4804 を自主的に適用していくべきとの意見があり、係数がJEAC4804 の値を上回る場合は原技協としてはこれを拒否し、JEAC4804 変更を要求することを説明し了承された。
    • ③参考規程である事業者合否判定規程の係数0.5 の使用について、JEAC4804 の適用除外を記載すべきとの意見があり、「適用除外」は規程の適用範囲である係数1.0 を外すことを意味する、今回はJEAC4804 の範囲内で運用するので強すぎる表現であることから、記載しないこととなった。
    • ④今回の改訂は、厳し目の係数を使うという運用方法を定めたと解釈し、原案どおりで可とする。
      議論の内容、判断の経緯を詳しくまとめること。
  9. 「原子力発電所運転責任者の判定に係る規程JEAC4804-2011」改定への対応について事務局より説明し、以下の意見等があり、対応について承認された。
    [主な意見等]
    • ①主要な改定内容を原技協規程類は既に取り込み済みで判定業務に影響しないためただちの対応不要との意見と、その程度の内容であればすぐに反映したらどうかとの意見がある。本件は組織のカルチャーマターであり、委員会マターとしないこととする。
  10. 運営委員会でご指摘を受けた課題の対応状況について
    事務局より報告し、内容について確認された。
  11. その他
    なし。

以上