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第11回運転責任者運営委員会 議事要旨

日時 平成24年2月1日(水) 15:00~17:00
場所 日本原子力技術協会 特別会議室

出席者(順不同 敬称略)

委員 北村委員長,島津委員,鈴木委員,奥野委員,坂元委員, 日高(富岡委員の代理)
事務局 原技協 成瀬喜代士,尾上彰,林裕嗣,阿部定治,久保田修一

議 題

  1. 委員定足数・配布資料の確認
  2. 前回議事録の確認
  3. 原技協 合否判定等業務に関する規程(HBP-860-0001)の改訂
  4. 原技協 運転責任者運営委員会規約の改訂
  5. シミュレータ訓練機関の認定及び定期審査に関する基本方針
  6. 平成24 年度原子力発電所運転責任者判定計画
  7. 運営委員会でご指摘を受けた課題の対応状況について

議 事

  1. 委員定足数・配布資料の確認
    会議定足数(定員の2/3以上)を満足し、運営委員会が成立することを確認後、配布資料の確 認を実施した。
  2. 前回議事録の確認
    前回議事録が了承された。
  3. 合否判定等業務に関する規程(HBP-860-0001)(改訂案)
    事務局より説明し、改訂について承認された。
    [主な意見]
    • ①福島事故を受け、判定機関が事業者の指定を受けて判定業務を行なう現行のシステムの再検討等、 積極的にシステムを見直して行くことが必要と考える。
    • ②今後の変化に関する情報に目配りをして判定業務を進めていく必要がある。
      ⇒拝承。
  4. 運転責任者運営委員会規約(改訂案)
    事務局より説明し、改訂について承認された。
    [主な意見]
    • ①運営委員会と判定プロセスの関わり図で、運営委員会の確認事項No 削除の理由は何か。
      ⇒今回の規約改訂で「確認事項」を「審議及び報告事項」と明確にしたこと、規約本文に審議及 び報告事項が明記されており重複すること等が理由である。
    • ②判定委員会について判定プロセスの関わり図に記載しない理由は何か。
      ⇒判定プロセス全般に関わることが理由である。
    • ③運営委と判定プロセスの関わり図で、新規と更新のプロセスを分けること。
      ⇒2つに分けて記載する。
  5. シミュレータ訓練機関の認定及び定期審査に関する基本方針について
    事務局より説明し、内容について承認された。
    [主な意見]
    • ①更新審査の記載については、従来実施事項の明確化が分かるよう見直しのこと。
      ⇒以下へ記載変更、運営委員会の確認事項として議事録に残す。
      (3)更新審査については、認定時の状態が維持され、適正に業務が実施されていることを毎 年確認することとなったため、行わない。
    • ②適合性確認は1回/年の要求に対し、定期審査の間隔が1年以上となるが問題ないか。
      ⇒定期審査は、延長された1年間の有効期間内に受けることとなる。適合性確認1回/年は、事 業者による判定機関要求事項に基づいて決めている。
    • ③原子力はJEAC4111 を適用しているが、JISQ9001 の適用のみでよいか確認のこと。
      ⇒拝承。
  6. 平成24 年度原子力発電所運転責任者判定計画
    事務局より報告し、内容について確認された。
  7. 運営委員会でご指摘を受けた課題の対応状況について
    事務局より説明し、内容について議論した。対応方針について次回確認することとなった。
    [主な意見等]
    a.運転責任者試験方法の妥当性確認について
    • ①対象とする情報は事業者から出しにくい情報である。本当に機能するのか。
      ⇒運転責任者として力量が発揮できない人がいる場合に、判定業務にフィードバックするシステ ムを作ることが重要と考える。
    • ②情報がないことで、対象者はいないと判断することは問題がある。
      ⇒情報が出ない場合は、問題点の究明、改善策の検討等PDCAを回す。
    b.原技協判定業務のPDCA方針について
    • ①JEAC4804との適合性に加えて、業務プロセスの改善が課題である。
      ⇒業務プロセス全体をPDCA対象としている。
    • ②BWRとPWRで試験問題の記載について表現の簡素さ、出題方法(順方向,逆方向)に相違が 窺えるため統一が望ましい。

以上