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台湾との耐震分野における技術交流について

このたび日本原子力技術協会では、台湾の行政院原子能委員会と財団法人核能科技協進会から要請を受け、日本の耐震分野における技術動向を報告するために3名の技術者を派遣しました。

7月5日より2日間にわたり台北市で開催された原子力発電所耐震セミナーには、行政院原子能委員会や台湾電力はもとより耐震実務に関わる多くの専門家が参加しました。日本の耐震技術に高い関心が示され、耐震指針改定やSs基準地震動策定、原子力発電所の地震後の健全性評価など広範な技術テーマ毎に活発な質疑応答が行われました。併せて龍門発電所(ABWR2基建設中)の建設現場を視察、耐震設計・施工に関する意見交換により交流を深めることができました。

当協会では、昨年10月にも台湾からの要請を受けて安全文化に関する技術交流を実施しており、原子力発電を推進する近隣諸国に対し応分の技術協力を進めています。

耐震セミナー

原子能委員会表敬 龍門発電所視察

以 上