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PSAピアレビュー検討会 運営規約

制定:平成20年10月30日

第1条 適用

本運営規約は、有限責任中間法人日本原子力技術協会(以下「原技協」)のPSAピアレビュー検討会(以下「委員会」)の運営に関する事項を定める。

第2条 目的

確率論的安全評価(以下、“PSA”という。)のピアレビューはPSAの品質を確保するうえで重要な手段である。原子力学会標準委員会のPSAに関する実施基準等において、PSAピアレビューの実施を要求している。
しかし、現状ではPSAピアレビューの手法に関する規程は国内には無く、また、PSAピアレビューの実績も無いことから、早期にガイドラインを制定し、実績を作ることが望ましい。このため、本検討会を設置し、PSAピアレビューの方法・手順などを定める「原子力発電所における確率論的安全評価のピアレビューに関するガイドライン」(以下「原技協ガイドライン」)の制定を審議することを目的とする。

第3条 委員会の実施事項

委員会は、原技協ガイドラインの検討、策定、改定、廃止を行う。

第4条 委員会の構成

  1. 委員会は、学識経験者及びプラントメーカー・電力事業者等の専門家による委員・常時参加者で構成する。委員会には、会務を総理し委員会の議長となる主査と、主査を補佐する副主査を置く。
  2. 主査は原技協の理事部長が指名・委嘱し、委員・副主査は、主査の承認を得て、原技協の理事部長が委嘱する。主査に支障がある場合は、副主査はその職務を代行する。
  3. 委員は、委員候補を事務局に推薦することができる。事務局は、委員候補の推薦があった場合、速やかに委員会に付議しなければならない。
  4. 委員はやむを得ず委員会を欠席する場合、代理者を指名することができる。代理者は委員と同じ権利を有する。
  5. 常時参加者以外で、プラントメーカー・電力事業者等に所属し検討会に出席を希望する者は、参加者として、事前に事務局に申し出なければならない。参加者は主査の了解の下、意見を述べることができる。
  6. 委員会を補佐する事務局を原技協内に設置する。

第5条 委員会の開催、委員の任期

  1. 委員会は主査の判断により開催する。主査は委員会の開催に当たり、開催日時、会場、議題を原則として2週間以上前に委員に連絡する。
  2. 委員の任期は平成20年度末までとする。ただし次年度以降も委員会が継続する場合は再任を妨げない。

第6条 技術情報の取扱い

委員会に提供された技術資料、質疑内容、得られた技術情報などは、委員、常時参加者及び参加者とその所属する組織限りとし、原則として第三者には非公開の取扱いとする。ただし、委員会において開示が了承された情報については、この限りではない。

第7条 規約の改正及び廃止

本規約の改正及び廃止は、委員会での審議により、適宜改正及び廃止できるものとする。

以上