理事長　IAEA国際会議で基調講演を行う

２０１０年６月２２日、ＩＡＥＡからの招待を受け、藤江理事長がＩＡＥＡ本部（ウィーン）で基調講演を行った。会議は、原子力発電所及びサイクル施設の運転上の安全に係る経験及びパフォーマンス(*)に関するもので、６月２２日～２４日の３日間、４５か国、総勢約１６０名が参加した。

基調講演は、原技協の他、ＯＥＣＤ／ＮＥＡ、ＷＡＮＯ（世界原子力発電事業者協会）、ＩＮＰＯ（米国原子力発電運転協会）など５機関から行われた。

藤江理事長は、日本の状況や原技協の概要を述べたあと、当協会の特色であるサイクル施設や研究開発施設も含めたＰｅｅｒＲｅｖｉｅｗ、ＷＡＮＯやＩＮＰＯ、ＩＡＥＡとの国際協力、さらに、これまでの経験を踏まえた、原子力事業に参加する者に対する心得についても述べた。

基調講演の後、３０件以上の発表が行われ、活発な質疑応答が行われた。

基調講演を行う藤江理事長

(*) International Conference on Operational Safety Experience and Performance of NPPs and Fuel Cycle Facilities