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炉内構造物等点検評価ガイドライン検討会 第44回議事概要

日時 平成23年12月8日(木) 13:30~17:20
場所 仏教伝道センター8階 「和」会議室

出席者(順不同 敬称略)

委員 野本委員長(東大名誉教授),安藤(博)委員,安藤(柱)委員 (横国大名誉教授), 辻川委員(東大名誉教授),西本委員(大阪大),橋爪委員(東北大),堂崎幹事(原電),志和屋幹事代理(関電),黒田幹事(東電),市川委員(中部電),荒芝委員代理(中国電),石川委員代理(四国電),福山委員代理(電発), 小山委員(三菱重),伊東委員(日立GE),元良委員(東芝),杉江委員(原技協)
参加者 菊地・小澤(JNES),綿引(東電),藤野(原電),末園・笹山・依田・磯・高木(東芝), 佐藤(三菱重),和田(日立),伊藤・安田(原技協)
事務局 関(原技協)

議事概要

  1. 前回議事録案を確認し、承認された。委員・参加者の交替について紹介があった。
  2. 福島第一原子力発電所の1~3号機 炉心損傷状況の推定について、圧力容器と格納容器内の状態に関する評価報告があった。
  3. 今後のガイドライン整備活動について意義を再確認し、震災前に計画したガイドライン策定・改定は可能な限り粛々と進めるとともに、福島第一事故の教訓について必要な反映項目と内容を検討する旨の説明があった。
  4. ガイドラインの発行・改訂状況と、機械学会での維持規格策定状況、 国の技術評価の動向について紹介があった。また、本検討会における点検評価・補修・予防保全ガイドラインの整備案件とスケジュールについて報告があった。
  5. 補修工法ガイドライン[高周波誘導加熱応力改善工法]修正案の説明と、前回質問への補足説明があり、検討を継続することとした。
  6. 補修工法ガイドライン[水中レーザ肉盛溶接]修正案の説明と、前回質問への補足説明があり、検討を継続することとした。
  7. HWC-WGで検討を進めてきた予防保全ガイドライン[水素注入による環境改善効果の評価方法]案について説明があり、検討を継続することとした。
  8. ジェットポンプ、CS配管など炉内円筒形状構造物のSCC想定欠陥の見直しについて、コメント回答と、未点検範囲の欠陥想定法に関するガイドライン付録案の説明があり、検討を継続することとした。
  9. 福島第一事故を踏まえた今後のガイドラインの役割について、説明性強化と民間の自立性が必要であるとの状況認識の中で、目的達成に向けた課題と取り組みについて説明があった。
  10. その他、 次回検討会は2月下旬頃を目途に開催日を別途調整することとした。

以上