保全技量認定は原子力発電所で保全工事に従事する作業者を対象に、全国共通の基準でその資格を認定する制度です。
平成22年10月1日より運用を開始しました。
保全工事従事者の目標として電力共通の技量レベルを設定すると共に、良質な保全工事従事者を将来にわたって確保していき、その結果として保全作業におけるヒューマンエラーの低減に資していくことを目的としています。
クラス区分 | Aクラス (レベル:当該区分の機器について、その構造、部品構成、劣化等に関する専門的な知識を有し、作業現場に常駐し、施工作業において作業員を指揮しつつ、自らも作業できる技能を有していること…作業リーダ、作業班長等) |
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機器区分 | ポンプ、弁、モータ、電源盤、プロセス計装 |
制度運営体制 |
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認定手順 |
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有効期限・更新 |
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移行措置 | 運用開始後1年間は移行措置期間を設け、すでに作業班長等として十分な経験がありAクラス相当の技量を有する場合、または電力会社等の既存制度にて本制度のAクラスに相当する資格を取得している場合は、筆記・実技試験を免除し、所定の講習受講にて認定証を発行する。 |