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保全技量認定報告ライブラリ

保全技量認定は原子力発電所で保全工事に従事する作業者を対象に、全国共通の基準でその資格を認定する制度です。
平成22年10月1日より運用を開始しました。

目的

保全工事従事者の目標として電力共通の技量レベルを設定すると共に、良質な保全工事従事者を将来にわたって確保していき、その結果として保全作業におけるヒューマンエラーの低減に資していくことを目的としています。

認定区分

クラス区分 Aクラス
(レベル:当該区分の機器について、その構造、部品構成、劣化等に関する専門的な知識を有し、作業現場に常駐し、施工作業において作業員を指揮しつつ、自らも作業できる技能を有していること…作業リーダ、作業班長等)
機器区分 ポンプ、弁、モータ、電源盤、プロセス計装

運用体制

体制図
制度運営体制
  • 認定組織(原技協)
    制度の維持、試験組織の指定、総合判定、認定証発行
  • 指定試験組織(電力会社他)
    申請受付、筆記・実技試験実施・判定、講習実施
認定手順
  1. 受験条件充足(発電所等における保全工事実務経験年数等)
  2. 受験申請(所属会社等を通して指定試験組織へ申請)
    申請用紙は指定試験組織より配布
  3. 筆記試験・実技試験(筆記試験合格者)受験
  4. 総合判定(試験結果を元に認定組織で合否判定)
  5. 認定証発行(合格者であって所定の講習を受講した者に発行・指定試験組織を経由して配布)
有効期限・更新
  • 有効期間は5年
  • 有効期限1年前から所定の手続き・講習受講により更新
  • 更新後の有効期間も5年
移行措置 運用開始後1年間は移行措置期間を設け、すでに作業班長等として十分な経験がありAクラス相当の技量を有する場合、または電力会社等の既存制度にて本制度のAクラスに相当する資格を取得している場合は、筆記・実技試験を免除し、所定の講習受講にて認定証を発行する。

認定試験受験申請について