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有限責任中間法人 日本原子力技術協会  
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平成17年度トップセミナーを実施

  平成17年6月23日、東京都港区三田NNビルにおいて、 会員のトップ及び幹部を対象とした特別講演会(トップセミナー)を開催しました。
  この度は協会の設立を記念して米国原子力発電運転協会(INPO)の Mr. S.M.Berg (Executive Vice President) を招待し「INPOの生い立ち、活動状況及びJANTIへの期待」と題してご講演をいただきました。


トップセミナーの様子

 講演では、INPOが設立された背景とその活動状況について紹介いただきました。また、INPOの成功経験等を踏まえ、次の6つの成功原則を交えて講演いただきました。

 ○ Stick to the mission
  [原子力安全の確保が第一の姿勢がビジネス成功のキーポイント]
 ○ Maintain credibility
  [独立した安全組織の地位を維持することが信頼されるキーポイント]
 ○ Focus on operations
  [発電所の運営面(運転・保守・エンジニアリング・マネジメント)に焦点を当て、卓越性に学ぶ]
 ○ Maintain independent relationships
  [規制当局等と独立した関係を維持する]
 ○ Recognize importance of peer pressure
  [仲間同士の切磋琢磨、レビューの重要性を認識する]
 ○ Maintain excellent communication
  [ メンバー間では、サプライズを避け、十分なコミュニケーションを維持する ]


  また、日本原子力技術協会への今後の期待としてバーグ氏から次のお話をいただきました。

 ○ 運営面での卓越性という概念の採用」
   原子力安全とはダイナミックなもので静的なものではない。
 技術者はとかくマニュアルを見たり機器を改善したりするが我々の業界はそれだけは十分ではない。
 運営面に焦点を当てるということはハード面と人間のソフト面の双方を満足することが必要である。
 ○ 「効果的に運転経験情報を使っていくこと」
   あるプラントで得られた教訓は、通常業界全体に有益なものとなるが情報の共有が図られることが必要である。プラントの傾向を初期に捕えることが出来れば大きな事象を避けることができる。運転情報を活かすということは点と点を繋げていくことである。
 ○ 「WANOと密な関係を構築すること」
   WANOとの密な関係を持つことは原技協にとって大きなメリットをもたらすものである。WANOは、全ての国を繋ぐ橋渡し的な役割を持つ。 これらにより最も高いレベルの原子力安全及び信頼性を実現することが出来る。


 

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